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7/8 アニメを一気見した、案外初めてだった。高校卒業くらいから徐々に、本は一気に読んでしまいたい!という欲が強くなってきて衣食住のほぼすべてを捨てて読んでしまうことが時たまあったのだけど、1クール25話みてしまったことは新鮮だった、しばらくしないけどね。滅茶苦茶つかれたし、なにより消費してしまった!という欲とその楽しみを少し引きのばしてもよくなかった?と後ろ髪を引かれて微笑んでしまうから。アニメを見て寝たら16時間も寝ちゃってたみたい

 

9 一二限をこなし四限をサボって帰る、ブックオフでなにかエッセイを読みたくて寄ったけれどめぼしいもの、ピンとくるものがなく帰宅。テラハ見る、正直比べるものではないけどストレンジャーシングスを見てしまったらなぜかチープなものと思ってしまってほぼ副音声を聞いてラジオみたいに流した 彼らの感情の揺れ動きを見るのが面白かったのだけど、今回はなあ....大人になるというのが一般的な言い方かもしれないのだけど、まあこの言い方でサランラップをかけるのが嫌いなのでもう少しちゃんと言いたい。お互いのアプローチも過程もその発散も違うのだからそこを拒絶するんじゃなく受け入れる強さを持てばいいのに...って思う。あと男子陣互いの気になる人が被るのが嫌でコロコロ変わる、副音声からしたら予想もつかないベクトルに変わる、のかな。いずれにせよテレビの向こう側との境界線が薄い番組だからそうやって見えてきたのかなと思った。

洗濯掃除勉強全てをやりかけのまま新宿に向かう。紀伊國屋。文藝の売れ筋が今月のすごいのはいいことだな....文學界の柴田聡子さんのコラムとBRUTUS角田光代さんのコラムを読んで、新書探しのスイミングを二階で。今年早く柴田聡子in神保町を成就させたい。二時間弾き語り。

今読みたいものはエチカ、恋する寄生虫アドルフに告ぐ、ナジカとか。しかし勉強が夏休みやらないと、ならないんだよな....

そのあと唐揚げ一杯居酒屋で高校の同級生と。もう五年の仲だよ、大学2年のときにオレが会いたくて集めたらそのまま定期的に開催することになった毎度恒例の。ひとり留学から帰ってきた子もいるからその歓迎会も兼ねて、初めて会ったのが16でもう21になってしまう、高2でクラスが変わり受験期はほぼみんな交流がなかったしなのに大学入ったらスンとおさまるところにおさまったみたいに、だけど思い出したかのようにみんなで集まろ~となる その軽やかさが何よりも好きだ、あの時と変わらない時間の流れが速すぎるとろとろとしたあの怠惰な時間も。絶対この話はしたくないと思っていたのにやっぱり就活の話になるし、みんなオレより高学歴なので話は進むすすむ......思わぬところから背中をたたかれた気持ちになった

話は転じて結婚観へ、結婚に好きを求めないという子がいたり、動物園のエサやりよりモテるのに(?)ひとを好きになったことがないひと、そんなゆったりとした価値観の流れで開花する現実主義者の子の父親キャラ。どれもまた忘れがたい話のタネの数々だった。

 

高校生の頃はひとの会話のキャッチボールを犬みたいに横取りしてそのままどこかへボールを連れ去ってしまうと言われ、まあ要はたまにコミュニケーションがあさっての方向に着地しちゃう癖があって。三段跳びくらいの話、オチの飛躍で話の腰を折ったりする癖はたぶん彼らに治してもらったものが大きい....笑いすぎて終電で頭痛を持ちながら帰ってる。homecomingsとお酒が全身に回ってるのを感じる。(なうぷれ PERFECT SOUND FOREVER / homecomings)

 

 

3:3の昔はいろいろあったが今は見事に全員のベクトルがちょうどよく向けられる、向けられているグループって実はすごいものなのかもなぁって少し感慨深くなった。もし誰かが主要な都内の駅に1人暮らししてたら誰かしら毎週そこに泊まってたよね~と本気で実現しそうな勢いで話が飛んだのも一入だった、今日最後に皆の一致した、結婚式を挙げるなら家族親族だけだよなと、一癖ある彼らとの一言一言を肩に載っけながら、終電は東の海へと進んでいく