‪しんどいな、と思いながら寝ると朝いつも頭上に愛猫がいる

あなたの気の合う人と5分話しただけで脱力している姿、ムカつくと遠回しに嫉妬されてそっかと言った。

ムカつくから記号を出すけど大学の先生が「答案の知識のひけらかしは洒落ですよね、本質だけだとつまらない感じがします」と言っていて使い古した雑巾でこぼれっぱなしの牛乳をふいた小学校のころの匂いを思い出した。

こう、人生観とか真理が垣間見えてくるときってよく諦めてホッとした感情と大部分を占める情けなさの奥に目を細めるといきなりロンギヌスの槍みたいに刺されてしまう感じだと思う。この間道端にいる占い1000円みたいなものにほろ酔いで立ち寄って、まあある程度当たっていてぼんやりした頭でこうなってきてしまった堕落さとそれを緩く選んできた居心地の良さにアルコールでできた筋斗雲で夜空を仰いで見えたオリオン座まで飛んで行けそうだった

 

リップスライムの四角の形でみんなで合わせてステップ踏むやつ(想像力を掻き立てるような表現はできないので楽園ベイベーのライブとか見てください)、chelmicoもやってたしodd foot worksもなんかやっていたような気がする、それを昨日はcreative drug storeのみんなもやっていてとても可愛かった。すごく見ているだけでニコニコして多幸感で元気すら出た。あのダイヤモンドステップはブラックミュージックにつながっている土管みたいだ、よく映画とかですこしふくよかな黒人男性がゆるく踊っているだけでその場の空気を持ち上げて動かす絶対真似できないやつ

 

少しの間時間を共に解かした相手がこう自分の思考だったり感情の反射に関わっているな、自分の中にあなたが住んでいた、その抜け殻、廃墟を見つけるときはすごくざわざわする。自分の背と同じくらいの雑草が風で音を立て、今にも雨が降り出しそうな中終わらない半分やめられなくなった穴掘りをしているときの様に。少し前だったらお互いがすり合わさっていく過程を愛しくすら思えていたのに。でもそうやって自分の身体が自分のものではないような落ち着かない日々はある日ストンとあるべきところに収まることももう知っている