0807

WANIMA少し苦手です、と話の折に言ったらたまたま向こうがそんな好きではなかったけれどこの間ライブで見てその中の一曲で感涙してしまったらしく、話していくうちに「聞きもしないで嫌いと言われるのは違和感ある」と言われて反省した。

好きの境界線を探り探り伝えるのもその逆も難し...と今更気づく。このレベルの有名なアーティストの曲はカラオケでも聴くし、テレビでもラジオでもふとした瞬間に流れて でも別にひっかかるものがなくて流れてたし、彼らを見ているともっとその上位互換として想像してしまうアーティストがいるので苦手という表現にしてしまったけど随分傲慢だったと思う。無関心なだけだったのかもしれない。

 

話の接ぎ穂に興味のないものが出てくるとなかなか逃げてきたなと、おっさんとの世間話も9割それにあたるので、今回そこが目にしみた。

 

すごい綺麗な夕焼けを見た、休む間もなくセミの声が聞こえてきて、薄むらさきと橙色が混ざった空に薄く見える月を眺めつつ建物に入って出てくるとすっかり凪いだ夜と暑苦しい空気で、すべてがどうでも良くなってしまう。あの空にふと反省を覚えたのに、数刻でまあそんなことも...とでは怠惰だ、もう話すことは無いけれど、台風のあと眺める地面に落ちた若葉のような情けなさが首筋をチリチリとしていた