侃々諤々

肺に染み渡る息の冷たさ、もうこの時期になると浮かれ気分の大学生やらボーイズアンドガールズも背中を丸めて早足で帰る。そうしないと足元からやってくる冬に足をすくわれてしまうから、それが一番好きな季節の秋の、今年の印象だった。

秋、夏との輪郭は結構はっきりしてるのに冬との境界はあやふやなところも好き、頭隠して尻隠さずみたいな所というか

そんな中推しメンに二か月ぶりぐらいに会いに行った。出かけたころは東京駅からもう夕日が見えていて、ディズニーシーランドに行く人に挟まれるお決まりの行事を乗り越え、手を握らせていただきました

 

今回本当にツイていて。10枚の券で5枚もツーショットやら動画撮影やらポストカードメッセージをいただける権利を当てて。だからほとんど140文字にまとめられなくて全然書いてないんですけど、どれだけ140文字にまとめても一本の動画はやっぱり強いな....としみじみ思った。

 

九月、十一月とほぼ一人で推しメンに会いに行ってるせいか田中に「みんなで来るときと全然違うね、すごく落ち着いてる。一人で来たほうがいいよ」って言われて、実はハッと思い起こされるものがあった。今では、今ではというか大学受験を控えてぐらいから今に至るまでこんな風に生きるようになったんですが(ツイートの感じっぽく生きてます)、中高はどちらかというと三枚目的な立ち位置で日々を消費して、あんまり燃費もよくなくてなんか生きづらさを部活に打ち込んでたというか。その部活が中高大続けてるバスケで、集団競技なのでずっと人と一緒にいて。そのみんなのノリをうまくイイ感じにつなげてくみたいなことをやってただでさえ車輪がガタガタなのにそこでまたちょっとずつ空回りしてた気がした、っていうよりみんなといるときとひとりのときとが乖離していくというか。いま反芻して思ったことですけど。

それをほんのちょっと会うだけで言ってくれる推しメンってやっぱすげぇなって思って、久しぶりにどばどば書き始めました。中高のオタクも何人かいるので付け足すと、その時はその時で楽しかったしで毎日火の車!みたいな感じで忘れられないけど、穿った見方をするようになってしまってそう感じるようになってしまったスマン。

 

 

わからない、でも推しメンに今日感じた背筋の強度みたいなのはこの会わなかった数ヶ月で着実と身についたものなのかなと思って、またああ先に進んでしまったなというあきらめにも似た羨望が自分の中をぐるぐるした。

 

 

すごく水をゴクゴク飲むところとか、慣れというか親近感というかこの汚い不潔顔を見てだるそうな顔で握手するようになったのもオレは全然平気なのでまた新しい面を見れたなぁとちょっとうれしくなった(キモ=オタク)。水で思い出したこのレポ。

 

(水をいつまでも飲む田中)

いつまで飲むん、当たったわ(軽くドヤ)

『今日やるじゃん』(ゴクゴク)

『ハ―――ッ!おいしかった~!なんかビール飲んだみたい!w』

いや飲めないでしょ

『うん、飲めない!w』(ニカっと笑うやつ)

オレも(ビール)飲めないわ

『なんか弱そう』

実はまあまあ、ビール飲めんけど

『へ~~』

わかったから早く(サイン)書いて

(斜構卒業とデカデカ書かれる)

いやそれ書くの....

『今日全然違う、アイツらあっヤベまた言っちゃった(2人で爆笑)』

あいつらね~w

『うんそうw、みんなでいる時と全然違う。落ち着いてるというか。そっちのほうがいい。一人できたほうがいいよ』

ッ.....

この時、いつものヘラヘラするやつじゃなくてパカって口開けてジブリのメイみたく笑っててその....ちょっと....よかった....うん、アイツらというのに心当たりある人は反省してくれ、まあそのアイツら方にいつも楽しませてもらってます本当に感謝の気持ちでオレはいっぱいなのにさ!!!推しメンに文句はどうぞ 

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あと、一人ひとりのどの握手の最後にも"有難う!”と言ってたの少し来るものがありました、鼻水と一緒に胃の奥に押し込んだ。

 

 

じゃあちょうどまた一か月後に、ね。

 

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